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2011年11月3日木曜日

ISMIR 2日目

10月25日(火)晴れ

起床
6時半ごろ起床。買い込んである菓子パンなどを食う。出発前からの鼻炎をまだ少々引きずっているので、少し声を出してのどの調子を整える。今日は発表なので、声がかすれたりしないように。

招待講演
9時から招待講演。なんか哲学的な話。物事には優先順位があり、何かをしようとすれば、色々な価値の競合(一方を実現すると、もう一方が実現できない状況)が起きる。実現したいいくつかの価値の軸をいろいろな角度から見なければならない。
その考察は工学的には「効率」の定義に相当する。何に価値をおいてどう「効率」を定義するかを考え、価値の競合を最小限に抑えることが、工学のモチベーションである。
そんな話を、たくさんの例を挙げながら説明。家に明かりを入れるために窓を作れば、不要な熱まで家に入ってしまう。砂糖を食べるのは甘くて美味しいが、太ってしまう。セックスをすれば、子どもが出来てしまう。などなど。

招待講演は長くて、1時間半ほどある。だいたい半分ほど聞いたところで集中力が切れて、自分の発表のことなどを考える。今日は聴衆が200人ほどいる。招待講演を聞いている限り、だいたいみんなノリが良くて、講演者のちょっとした言葉やしぐさに反応を返してくれる。これはやりやすそうだ。

発表!
10時半ごろ招待講演が終了。休憩時間中にプロジェクターの接続などをチェックし、いよいよオーラルセッションがはじまる。今回の座長は産総研の後藤さん。相変わらずアツい。

私の発表は3件目。「熱唱度評価システムの開発」。これまた後藤さんの暑い熱い紹介に迎えられて登壇。「どえらく丁寧なご紹介をありがとうございます」なんて言ってみると会場から笑いが。良い空気だ。

発表はまぁこんな感じで、結構楽しくやった。今回は導入部でいきなり熱唱度採点システムのデモをやり、「マイウェイ」を熱唱。発表でデモをやる際にはどうしても失敗のリスクがつきまとうのだけど、今回も大成功。反応は上々。

Frank Sinatraの "My Way"熱唱中(※注:これは学会発表です)

辛かったのは質疑。壇上からだと会場からの声が非常に聞き取りづらく、何を言っているのかさっぱり分からない。座長にかなり助けてもらいながら適当に答えるが、最後の質問はどうも噛み合ないまま終わってしまった。

ともあれセッション終了後には、何人かの人が「面白い発表だった」と言いにきてくれた。伝えたかったことは大方理解してもらえたようで、一安心。デモで歌ったのは相当インパクトがあったらしい。ただ、デモアプリが実際にその場で熱唱度評価をしていたのか、それとも予め決めた点数が出るように仕組んだアプリだったのかどっちだと聞かれた。当然イカサマなしの生デモだったのだけど、その辺がちゃんと伝わっていなかったらしい。デモへの導入の文脈が良くなかったかもしれないと少し反省。

昼食
昼食会場に行くと、ランチボックスらしき物がたくさん置いてあった。各自とって食べるらしい。中身はサンドイッチ、クッキー、ポテトチップ、りんご。

昼食の後はコンテンツベースの楽曲分析、非西洋音楽などのセッション。ボーッと聞いている分には面白いのだけど、いまいち議論としては盛り上がらず、わりと静かなセッションだった。

レセプション
18時にセッションが終了し、レセプション。軽い食事とワンドリンク。それにコンサート。コンサートは一応弦楽四重奏などが登場したが、MIDIと合奏の超現代音楽。正直言って音楽としては意味不明。



レセプションは20時ごろ終了。完全に時差ぼけが来たようでもの凄く眠いので、部屋に帰って速やかに寝る。

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