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2011年10月27日木曜日

ISMIR 1日目

10月24日(月) 曇り

起床
6時半頃起きる。教授はお仕事、私はメールチェックなどしながら朝食。昨日スーパーで買って来た物の残りなどを食べる。

昨日買ったランチャブルについていた、Mixed Fruit Flavored Juice Drink Brend。その混沌とした名が示す通り、一体何なのかさっぱりわからない味。とりあえず不味い。

会場へ
9時半頃会場に行って受付。ネームバッジとカンファレンスバッグ、それに予稿集をもらう。

なんという分厚い予稿集!電話帳以上の厚みがある上に、紙室が良いので重い。これをスーツケースにつめて持って帰ると思うとげんなりする。

会場に入ってみると、まだほとんど人はいない。席数としては200〜300といったところ。


やっぱ出た、コーラとスプライト。

チュートリアル
この日は午前と午後にチュートリアルが1件ずつ。今回はチュートリアルのみ2件平行セッション。2人で同じのを聞くのももったいないので、私は Million Song Dataset を、伊藤先生は Audio Content-based Music Retrieval を聞く。

Million Song Dataset は、題目の通り100万曲の実験用楽曲データセットを作りましたというお話。クロマやピッチといった基本的な特徴量データベースと、それを操作するためのプログラムが無償提供される。正直いうと話はあまり面白くない。13時ごろ終わって伊藤先生と合流、あちらはもう少しチュートリアルらしく、音楽フィンガープリントやそれを用いた識別関係の話を丁寧にしていたらしい。

昼食
午後のチュートリアルはさぼって明日の発表の準備(教授は大学のお仕事)をするということで予め合意していたので、のんびり昼食に出かける。North Beachと呼ばれるこの一帯はホテルが建ち並ぶばかりで、ほとんど食べ物屋がない。バスに乗ってSouth Beachに出かけてみる。

South Beachは比較的賑やかで、色々なお店や食べ物屋がある。



しばらく歩いて物色した後、ペルー料理のレストランに入った。

ウェイターがとても丁寧で、ペルー料理は中華料理の影響を受けていることや、非常に量が多いので2人でシェアするとよいなどと教えてくれる。ペルー風海鮮スパゲッティとチキンピラフを注文。出て来た物は確かに、中華風の焼きそばとチャーハンに近い物だった。強火で一気に火を通したらしく、麺もご飯も具も香ばしくて美味しい。ただかなり量が多いので、少し残してしまった。

その後
15時すぎにホテルに戻る。実は明日の発表で使うスライドがまだ未完成なので、教授の意見を伺いながら2枚ほど修正。後は一人でボソボソしゃべってみたりしながら、キーワードを考える。

そんな感じで18時ごろ、教授にお願いして発表を通しで聞いてもらう。2回目の発表練習。毎度のことながら発表練習ってやたらに緊張する。少々言葉に詰まって16分強になってしまった。15分の発表+5分の質疑ぐらいが基本なので、ややオーバー気味。まぁ本番もう少しスムーズに話せれば大丈夫でしょうということで終了。

あとは軽い夕食を求めてスーパーまで買い出し。※これは普通のホテルです。

マッスルミルク(ミルクは含まれていません)。


夕食の後1時ごろ寝る。明日は発表!

2011年10月25日火曜日

ISMIR2011へ出発!

ISMIR2011(於:マイアミ)参加の記録、第1日目。今回は初めての国際会議ということで、教授のマネをして旅行記を書いてみようと思う。


10/23(日)曇り。

起床そして出発
7時ごろ起床。寝たのが4時ごろだったので、眠くてしょうがない。出発前に片付けたい仕事として、昨日の夜MiniOrganのiOS5対応アップデートを開発していたせいだ。開発が完了した後は風呂に入ってすぐに寝てしまったので、実はまだ荷造りをしていない。大あくびを連発しながら、数日分の衣類をなどスーツケースにつめる。今回の発表でデモに使うマイクやポータブルスピーカーがけっこうかさばって、つめ終わった頃には隙間がほとんどなくなっていた。帰りにお土産を詰めるにはちょっと根性がいるかもしれない。
ここで、TSUTAYAに返していないDVD(ホームアローン2)があるのを思い出した。今日返しそびれたら、延滞料金がえらいことになる。慌てて自転車で出かけ、返却ボックスに無事返却。帰りにサンクスでサンドイッチを買って朝食。相変わらず不調なのどを甜茶でかばう。少し時間に余裕があったので部屋を軽く掃除して出発。9時ちょうど発のバスに乗る。

成田まで
仙台駅から9:41発の「はやて」に乗車。今年度に入って以来、月2回ぐらいのペースで新幹線に乗る用事があるのだけど、やっぱり新幹線というのは何度乗っても感動する。やたら速いし、異常なほど時間に正確だし。おまけに東北新幹線は東海道新幹線よりも新しいので、揺れが少なくて滑らか。
ちょこっと日記を書いていたら何か音楽が欲しくなった。手持ちのライブラリから、Mozartのレクイエム(チェリビダッケ指揮)を選択。問答無用でテンションの上がるKyrieのち、Recordareあたりで心地よく眠る。あっという間に上野。

今回は初めて京成スカイライナーに乗る。成田エクスプレスは東京駅での乗り換えが便利だけど、はやてから乗り継ぐには京成の方が速くて安い。上野駅から京成上野駅まで歩くのがやや面倒だけど、この界隈の雰囲気はわりと好き。芸大やいくつかの美術館が集まる上野の森とアメ横の活気とが相まって、古いけれどもいつまでも廃れないであろう風景、その街自身が自分の役割をしっかりと果たしている安心感がある。
スカイライナーは座席が広くて快適。しかも各席に電源がある。東北新幹線からの乗り継ぎなら、成田エクスプレスを選ぶ理由はないな。同じ車両に乗っていた韓国人のおばさんたちが大声で「スカイライナー」の発音を練習していて、ちょっと面白かった。

成田には12:30頃到着。今回はアメリカン航空で、ロサンゼルス乗り継ぎのマイアミ行き。
搭乗の3時間前だけど、もうカウンターがオープンしてたのでチェックイン。デスクの配置は通常の有人カウンターなのに、各窓口に自動チェックイン機が設置されている。操作に戸惑う人が多くて、結局それぞれ係員が手伝っているのでやたらに時間がかかる。普通に有人で手続きした方が絶対速いと思うんだけどな。ファーストクラス専用カウンターは有人で対応しているけど、日本人係員の英語が通じないらしく、アメリカ人と思しき客が何度も聞き返しているので、これまたえらく時間がかかっている。チェックイン後はマックでお昼を食べてぶらぶら。15時頃搭乗。さらば日本。

成田からロサンゼルス
飛行時間は9時間ほどの予定。この便はどうやら満席。本来は中央4列シートの3番目だったのだけど、席がバラバラだったおばさんたちとかわって、最後尾の通路側になった。私としてもトイレに行きやすいので助かる。飛行機が動き出してからは、速やかに寝る。けっこう揺れていたためかドリンクのサービスはなく、2時間後にいきなり食事だった。「ごめんね、ビーフしか残ってないのよ」と選択の余地は与えられず。内容はけっこう量があって、ビーフ(正確には肉じゃがと呼ぶ)、サラダ、ごはんの他に、いなりずし、海老のすし、コッペパン、クラッカー、クリームチーズ、ケーキまでついてる。このうえ、本来は離陸直後に配られる予定だったものと思しきOtsumami(袋にそう書いてある。中身は柿の種。)まで配られた。

お昼に食べたビッグマックがまだ腹に残っていて、少々苦しい。小さなペットボトルのミネラルウォーターがついていたけどキープしておき、明らかにビタミン不足なので飲み物はオレンジジュースをもらう。食後にCAさんが「緑茶はいかが」と、ちゃんと急須を持って回ってきた。頂いてみると確かに緑茶だったが、もの凄く薄い。多分4番煎じぐらい。

ちょっと頭が冴えてきたのでPCを取り出して日記を書いた後、発表の準備。一応スライドは作ってきたのだけど、どう話せば上手く伝わるか、実はまだうまくまとめきれていない。

その後は寝たり、音楽を聞いたり、(稀に)発表の準備なんかをして過ごす。到着の1時間前(ロサンゼルス時間で8時すぎ)に朝食。デニッシュ系のパン2個と、果物(缶詰のみかんやパインを皿に盛ったようなもの)、オレンジジュース。昨夜とは対照的に控えめなメニュー。腹にもたれなくて良い。

ロサンゼルスでバタバタ
午前9時45分頃、ロサンゼルスに到着し飛行機を降りる。少し遅れたようだ。マイアミ行きの飛行機が11時15分発、搭乗時刻が10時45分なのであまり時間がない。なにせ国内線に乗り継ぐには入国審査、手荷物受け取り、税関検査、そして手荷物を再度預けなければならない。入国審査場に行ってみるとかなり込んでおり、乗り継ぎに間に合うだろうかと、いささか不安になる。入国審査官は比較的愛想がよかった。Music Information Retrievalの学会で来たと言ったら、「なんじゃそりゃ!?インターネットから音楽をダウンロードする学会か?」とか。あながち間違ってもないのだけど、あまりに怪訝な顔をするので、ごく簡単に自分の研究を説明。こんなところで話すことになるとは。

入国審査を終えて、荷物を受け取り、税関を抜けて、再度荷物を預けた頃には10時30分を過ぎていた。でも、乗り継ぎ客専用の通路で直接次のゲートに行けるはずだから大丈夫だろう、とか勝手に思い込んでいた。しかし道なりに進んだ先は、なんと屋外だった。どうやらこの空港には乗り継ぎ通路がないらしく、通常の到着客と同じ到着ロビーの外に出たのだ。しかも出発ターミナルへの案内表示が全然ない。幸い傍にいた警備員に場所を尋ねてたどり着く。搭乗券は既にもらっていたのでチェックインの必要はないが、一旦外に出ているので当然セキュリティチェックを受けなければならない。これがまた長い列。列に並んだ時点で既に搭乗時刻。10分後、靴を脱ぎ、ベルトをはずして、ホールボディスキャナで全裸写真を撮られて、X線スキャナから出てきたベルトを握りしめたままゲートに走る。幸いゲートは近かった。大方の客はもう搭乗したらしい。いそいそと私も搭乗。トイレに行く暇もなかったので、まず機内のトイレで用を足す。やれやれ一安心。

ロサンゼルスからマイアミ
マイアミまでの飛行時間は5時間と少々。日本時間では深夜なので急激に眠くなり、ほとんど寝たままごす。時計を3時間進めて7時半頃着陸。携帯電話使用可能のアナウンスがあるとすぐに、隣のおじさんが何やら女性と電話をし始めた。
「いいかいエヴァ、これだけは言っておくよ。僕は本当に、彼女と何もしちゃあいない。ああ、そうとも。これからもだ。絶対に。」
図らずも私は、一人の男性の人生の修羅場に遭遇したらしい。
飛行機を降りた後、無事荷物をピックアップしてタクシーでホテルに向かう。

ホテル到着
8時半頃、宿泊先(兼学会会場)のホテルに到着。今回は教授と同室だが、別便で北京から向かっている教授は1時間後に到着する予定なので、私だけチェックインする。ここで問題発生。
代金は前払いだからクレジットカードを出せという。ああ、やっぱりか、という感じ。総額およそ$850に加えて$300のデポジット(チェックアウト時に変換される)。旅費の支出は教授が管理しているので、私のカードで払った場合、ちゃんと大学から旅費がもらえるのか、わからない。現金でも良いよと言われたけど、そんな金持ってるわけないだろ!
ということで、仕方なくロビーで教授の到着を待つことに。教授が空港に到着した頃合いを見計らって電話を入れ、事情を話して早めに来てもらうようお願いした。待ってる間に用を足す。なんかゴージャスなトイレ。


9時半頃教授が到着。部屋に行って荷物を整えた後、夕食を求めて街歩き。この界隈はホテルばかりで、レストランはおろかスーパやコンビニもない。20分ほど歩いたところに雑貨屋を発見。生鮮食品はないが、パンやハムはあった。いくらか買い込んでホテルの部屋で夕食。12時半ごろ寝る。