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2011年4月14日木曜日

MacOS X 10.6 (Snow Leopard)でTeX

MacWikiによると、MacにTeXを導入するためのバイナリは多数ある。震災の衝撃を受けて以降不調だったMacを昨日リストアしたのだけど、以前と同じ環境を構築しようにも、どのバイナリを使ったか覚えておらず悩んでしまった。1年前を思い出しつつ作業メモ。これからTeXを導入する方は、下記の小川版sjisパッケージがおすすめ。インストールが簡単だし、1年ほど使ってみて特に大きな問題にぶつかったことがない。

1、バイナリのダウンロード
小川版pTeXのページから、以下の2つをダウンロード。
・ESP Ghostscript 7.07.1
・pTeX(sjis) + JMacoros package for MacOSX (ppc/intel)
…Mac OS X 10.1.x~10.5.x用と書かれているが、気にしない。

2、Ghostscriptのインストール
ESP Ghostscript 7.07.1のdmgファイルを開き、
ESPGhostscript.pkg を実行。
指示に従いインストール。

さらにx32フォルダ内のGSX32.pkgを実行して、32bitバイナリで上書き。64bit CPUのIntel Macであってもこの操作を実行しないと、LaTeXiTがうまく動作しない。

GSPDFFontChanger を実行。
PDF変換の際にフォントを埋め込むか否か聞かれるので、埋め込みたい場合は "Embed"、埋め込みたくない場合は "NeverEmbed" を選択。私はファイルの受け取り側でフォントが変わってしまうのが嫌なので"Embed"を選択。

3、pTeXのインストール
bigptex071105のdmgファイルを開き、
big-ptex.pkg を実行。
指示に従いインストール。

pdfFontChanger を実行。
PDF変換した際に使用するフォントを聞かれるので、下記3つから選択。
"Ryumin",  "Hiragino",  "RyuminPro"
私は"Hiragino" を選択(まともに購入すると非常に高価なフォントだが、Macには標準で搭載されている)。

日本語や数式を含めた適当なTeXファイルを作り(文字コードはShift-JIS)、ターミナルから

$ platex xxxx.tex  # コンパイル
$ xdvi xxxx.dvi  # dviを表示
$ dvipdfmx xxxx.dvi  # PDFに変換

などが成功すればインストール完了。


【 おまけ 】
ついでにLaTeXiTを入れておく。TeX形式で記述した数式をPDF画像に変換でき、ドラッグ&ドロップでKeynoteに貼ることができる。画像といってもベクターマップなので、拡大縮小しても劣化しない。

1、LaTeXiTを入手
AppleDownloadsからダウンロードする。
dmgファイルを開き、 LaTeXiT.app を"アプリケーション"フォルダにコピーして実行。

2、数式を出力
画面下部の入力窓にTeX形式で数式を入力し、"LaTeX it!"をクリック。すると画面上部の窓に数式画像が表示される。


3、Keynoteなどに貼付け
数式画像を、Keynoteなどのページにドラッグ&ドロップで貼付け可能。どんなに拡大しても劣化しない。



※ Ghostscript導入時に32bit版バイナリを上書きする操作をしていない場合、"LaTeX it!"をクリックしても画像が表示されないことがあるので注意。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Mac portsを使われてはいかがでしょうか。

R.Daido さんのコメント...

実はmac portsを使ったことがないのです。勉強します!